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今日は夫の誕生日で、わたしたちはとてもご機嫌な一日を送った。
朝は遅くまで寝て、散歩をして、喫茶店に入って、 プレゼントを買って、ケーキを買って、帰ってからお寿司を食べた。 とても楽しい、素敵な一日だった。 夕暮れ、バス停で、 ふたりで生きているのは楽しいと思った。 誰かと生きていることは、誕生日をふたりで祝えることのように、 とても素敵なことだと思う。 夫婦は、特に何をしなくとも一緒にいて、 一緒にいても別々のことをしていて、 それでも一緒にいるから、時にかなしくて、とても楽しい。
久しぶりの更新だ。
だいぶ暖かくなった。 一進一退、体調のなおり方は、外からの接触が少ない分、遅い。 夫とふたりで過ごす生活はとても静かで、やっぱり時おり不安になる。 でも、ずいぶんいい、と思う。 様々なことに慣れてきたし、振り返ることも少なくなった。 何かに取り紛れていなくても振り返らずにいられることは、わたしにはいい。 らくちんだし、今を肯定できる。 生きていくのなら、今を肯定できないと、わたしは苦しい。 江國香織さんの本が好きなのだが、最近読み返して、やはりいい、と思った。 どれを読んでもいいのだが、最近は「赤い長靴」と「きらきらひかる」と「冷静と情熱のあいだ」。 江國さんの描く世界、言葉の選び方は、しっくりくる感じがするから、自分と相性がいいのだろう。 きれいで、スマート。こういうのが好きなのだろうな。 時流に流されない感じも。 江國さんの本を読んでいると、わたしはこれでいいのだ、と勇気が出る。 本を読んで、気持ちを強くできることは、とてもすてきなことで、 わたしはそういう本に出会うと、本当にうれしくなる。 『人は、その人の人生のある場所に帰るのではない。その人のいる場所に、人生があるのだ。』 (『冷静と情熱のあいだ』) 様々なつじつまを、繰り合わせてやはりここに来るのは、わたしがここにいるからだろう。 江國さんの世界では、つじつまがあう。 わたしのこころが漂う場所に、きれいに降りてきてくれる。 そう思わせてくれる。 今日は『左岸』を買いに行く。 辻仁成さんのはおそらく図書館で済ますだろう。 辻さんのものは、あまり読んだことはないけれど、過剰で、あまり得意ではない。
すこーしずつ、本当にすこしずつ、心身が回復してきている。
またいつ、ずどん、と落ちるか分からないので、おっかなびっくりだが、 なんとか落ち着いて日々を過ごせるようになってきた。 ここ何ヶ月か、落ち着かず、ひとに相談しても理解されづらく、 それはもう、わたしの耐性のない精神がぐらぐらしていただけで、 ようするに、鬱。 しかしこれも、仕事を辞めたら少しの間こうなることはあらかじめわかっていたので、 悲観はしていないが、渦中はつらい。 ずっと続いたりしない、近いうちに元気になるとわかっていても、そのまっただなかはつらい。 その波が、満ちたり、引いたりしながら、 ようやくここで穏やかにとどまってくれるかな、という感じ。 まだ分からないけれど。 心の波は、長年つきあってくると、予想はできるが、対処はしにくい。 あと、寒いしね。 明日は映画を見に行けたらいいな、と思う。 わりと近くにミニシアターがいくつかあり、そのひとつにいきたい。 ここは、下町のような場所だが、市内の中心部に近いので、 徒歩圏内に楽しい場所がたくさんあるのはうれしい。 鬱の間は、いろいろひとに迷惑および心配をかけてしまったかもしれないが、 ゆっくり取り戻そうと思う。 まず、「やりたい」と思えることができてきたことがいいことだ。 ![]()
リリーフランキーの「東京タワー」を読んでいる。
今更だけれど、とてもいい。 流行った頃は、気にしていなかったけれど、 図書館で借りられたので、読んでみた。 本ぜんたいから、生きいきとしている息遣いが伝わってくる。 家族とは、ひとの生き方とはなんだろうと考える。 やっぱり、最後は家族は強い、と最近思っているから、よけいに感銘を受けているのかも。 今日は雪。 朝から積もっていた。 昨日、アラジンストーブでシチューを煮込んだら、とてもおいしくできた。 日常を大切にしたいと、やっとそう思えるようになって、 いろいろ、入りすぎていたちからがいい具合に抜けている。 今年は寒い冬だというが、ここ数年でいちばん、気持ちがあたたかな冬です。 もうすぐ立春。
今週はまた、寒い。
気持ちはすこしずつ、上向き。 のばしのばしにしていた色々に、少しずつ手を付ける。 仕事の後任者が、毎日質問の電話をかけてくる。 携帯が時間も定まらず多いときは一日に何度も鳴るのが怖くなってきて、 最近はパソコンメールでのやりとりにしてもらっている。 仕事を辞めて1ヶ月。毎日電話でした。 あとメール。「至急連絡ください」とか。 物の場所とか、そういうことを聞かれる。 自分で探してくれ。 携帯電話がまた少し苦手になり、昼間の半分くらいは電源を切っている。 鳴るのが怖い。 つくづく、恐がりだな、わたしは。 穏やかな時間を過ごしたいと、自然に思えるようになってきて、 そんなふうに、毎日を生活にしていきたい。 主人と、家族として、柔らかく生きていきたい。 仕事を離れて一ヶ月。 やっと、人間を好きになれるようになってきた。 疑心暗鬼が薄れ、ひとと素直に向き合えるようになってきた。 一ヶ月かかったけど、やっぱり前職は、辞めてよかった。 春に向かって、私もひらいていけたらいいな。 ![]()
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